「コーヒーにこだわってみたいけど、どう選んだらいいかわからない……」
「そもそもおいしいコーヒーって?」と疑問に思ったことはありませんか。
コーヒーは嗜好品です。そのため、おいしいコーヒーの判断基準は人それぞれでしょう。
本記事では、どんなコーヒーでもおいしく楽しむためにこだわりたいポイントを紹介します。
ぜひ最後まで読んで、おいしいコーヒー選びの参考にしてみてくださいね。
おいしいコーヒーとは?
おいしいコーヒーの基準は、人によってさまざまです。
コーヒーは嗜好品なので、一概に「このコーヒーがおいしい」とは決められないのです。苦いコーヒーが好きな人もいれば、かろやかなコーヒーが好きな人もいます。
また、近年はスペシャルティコーヒー(※)という高品質なコーヒーも販売されています。
多種多様なコーヒーが手に入るのは喜ばしい反面、何を選べば良いのか悩んでしまいますよね。
そこで、どんなコーヒーでもおいしく楽しめるこだわり方を紹介します。
※スペシャルティコーヒー コーヒー豆の生産からコーヒーの液体の抽出にいたるまで、一貫した体制や工程、品質管理が徹底されているコーヒーのこと(参照:一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会)。 |
3つの「〇〇たて」でおいしいコーヒーを
コーヒーをおいしく楽しむのに、難しい知識は必要ありません。
まずは、すべてのコーヒーに共通するおいしさのポイントを知っておきましょう。
コーヒーをおいしく楽しむためにこだわりたい、3つの「〇〇たて」について紹介します。
■コーヒーをおいしく楽しむための3つの「〇〇たて」
✓ 焙煎したて ✓ 挽きたて ✓ 淹れたて |
焙煎したて
コーヒーは、焙煎直後から劣化が始まります。
焙煎後のコーヒーは常に豆からガスが放出されていて、ガスとともにコーヒーの香りも抜けていってしまいます。
また、コーヒー豆は油分を含んでいるため、時間が経つにつれて油分が酸化し、ネガティブな味わいに変化していきます。
このコーヒーの品質の低下を、劣化と呼びます。
劣化したコーヒーを避けるためにも、できる限り焙煎したてのコーヒーを選びましょう。
おすすめは焙煎日から1週間ほど経った状態のものです(※)。
ちなみに当店では、焙煎日から5日以内のものをお届けしております。
※焙煎直後のコーヒーは、ガス放出の勢いが激しく、抽出が難しいうえに味わいも軽めです。1週間ほど経つとガスも落ち着き、コーヒーの持つ味わいをしっかりと感じられるようになります。 |
挽きたて
コーヒーは豆の状態で保管したほうが品質を保てます。
なぜなら、豆と粉の状態では空気にふれる表面積の大きさが異なるからです。
表面積が大きい粉の状態だと空気にふれる部分が増え、劣化の原因になります。
そのため、可能な限り豆で購入し、淹れる前に挽くのがおすすめです。
挽いたときに広がるコーヒーの芳ばしい香りにも癒やされますよ。
「いちいち挽くなんて面倒くさい……!」という方には電動のミルやミル付きのコーヒーメーカーがおすすめです。
最近はさまざまなメーカーから商品が出ているため、好みのデザインや容量を重視して選ぶのも良いでしょう。
淹れたて
最後の「◯◯たて」は、淹れたてです。
コーヒーは淹れたてを楽しみましょう。
淹れてから時間が経つと、温度変化によって酸味や雑味を感じやすくなります。
せっかくおいしく淹れても、冷めてしまったら残念ですよね。
もしどうしても淹れたてを飲めない、というときは保温性の高い容器に入れておきましょう。
保温性の高いステンレスタンブラーやポットをおすすめします。
コーヒーを入れる前に熱湯で温めておけば、保温性もアップしますよ。
1日にコーヒーを何杯も飲む、という方にもおすすめです。
【まとめ】3つの「〇〇たて」でコーヒーをおいしく楽しもう!
コーヒーのおいしさは人それぞれ。
今回紹介した3つの「〇〇たて」は、どんなコーヒーにも通じる簡単なこだわり方です。
焙煎したて、挽きたて、淹れたてにこだわって、自分なりのコーヒーのおいしさを楽しんでみてくださいね。